負担付贈与とは何か

負担付贈与とは、財産をあげた人に対して一定の義務を約束させた贈与のことです。

たとえば、私の生活のお世話をしてくれるのなら、この家をあなたにあげる、というものです。

生活のお世話をしてくれることが、贈与の条件になっているということです。

財産の受け渡しと義務を果たすことは同時

負担付贈与で課せられた義務と財産の受け渡しは、同時履行の関係にあります。

つまり義務を果たすことと、財産をもらうことは、いっぺんに同時に行わなければなりません。

もしどちらか一方が義務を果たさなかったり、財産を渡さなかったりしたら、負担付贈与はなかったことになります。

もし家をプレゼントする代わりに自分が死ぬまで面倒を見てもらうという負担付贈与で、家はプレゼントしたが相手が途中で自分の面倒を見てくれなくなった場合、負担付贈与は解除されることになります。

負担付贈与が解除された場合、お互いは贈与がなかった状態にまで戻す「原状回復義務」が発生します。

贈与税の考え方

負担付贈与の場合も、贈与税は発生します。

この場合、贈与税は受け取った財産の価格から、負担を課せられた義務の価格を引いた部分に対して、贈与税が発生するのです。

たとえば家をプレゼントする代わりに自分の面倒を見てもらうという場合は、家の価格から自分の面倒をみてもら労働の対価をマイナスした価格に対して、贈与税が発生することになります。

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